~福井県池田町で自然・文化に触れる~ 里の子たんけん隊

福井県池田町から、あなたに伝えたい「森」のお話。byツリーピクニックアドベンチャーいけだ

秘密基地つくるぞ!!

こんにちは

タックルと申します(紙漉き体験の時にいたあいつです。)

今月の農村がっこうはみんなで一つの大きい秘密基地を作ります^^

 

【2020年度 秘密基地づくり】

 

【2021年度 秘密基地づくり】



これは去年と一昨年の秘密基地づくりの様子です♪

毎年みんなで素敵な秘密基地を作ってきました。

 

そ・し・て

今年は更にグレードアップ!

特別に園内の秘密基地感あふれる場所を用意しました^^

 

 

ここ、みんな知っているかな?

普段は絶対入ることができない場所だけど、今回は特別に使わせてもらえるよ^^

 


下からは絶対見えない場所。上から見る景色はとってもきれい

午前中はおうちの人と一緒に材料を集めに行きます。

午後は子どもたちは秘密基地を作り、

おうちのひとは午後に酵素ジュースを作ります。

※秘密の広場は少し狭いスペースなのでご了承ください

 

おうちの人が酵素ジュースを作っている間に素敵な基地を作りましょう♪

 

それでは、みんなと一緒に秘密基地を作れるのを楽しみにしています。

 

まってるよ~~

 

ステップアップキャンプができるまで

2022ステップアップキャンプ秋

 

こんにちは。コッコです。

このステップアップキャンプに向けて、実は今年の春から動いていました。半年にかけて考えたこのプログラム。皆に楽しんでもらえると良いな。

 

春にアンケートをとったとき、皆からこんな回答をいただきました。

皆の意見をできるだけかなえるべく秋には、「お店をひらく」ことに決定!

 

サツマイモ収穫・焚き火体験のお店を開く

皆が安全に、安心して、それでいていろいろな人に関われるようなお店が開けるよう

「サツマイモの焚火体験」のお店を開くことが6月決定。

ここからが長かった・・・。

サツマイモ収穫体験をさせていただけないか、町内のおじいちゃん・農家さんのお宅に何軒も電話を掛けるも

「今年はサツマイモやらないよ。」「サル被害がすごいんや~」「作っても、買うぐらい、サツマイモはサルにやらられるの。」

とサル被害の為に、今年はサツマイモを育てない・育てられない所が続出。

秋になり、1週間に2回はサルに遭遇します。(10月9日撮影.)

唯一、農業公社さんだけが「サル被害で出来なくなる可能性」つきでOKしてくれました(*^-^*)当日は、農業公社さんのサツマイモで焚き火体験をするお店を開かせていただきます。

 

お昼ご飯 おむすび五兵衛さん

おむすび五兵衛 (@omusubi5he) • Instagram photos and videos

人と人との良縁を結ぶ「お結び」でありたい

おむすびづくりの達人、松井さん。通常は販売していない、おむすび弁当を特別に作ってきていただきます。池田の季節の野菜がたっぷり。野菜嫌いでも食べれるおにぎりです。

 

 

午後プログラム

今年5月の段階では、皆のアンケートで意見がでた

「獣の解体」や「星空観察」実施予定でしたが、達人さんのご都合が合わなくなってしまいました・・・⚡ そこで、急遽他の達人さんにお声がけ。

以下の達人さんに1時間ごとに来ていただきます。

 

15:00~ しょうちゃんハチミツ

https://www.instagram.com/shochan_honey/

養蜂家しょうちゃん。今回は普段お話していない、更にふみこんだハチの世界を紹介していただきます。ハチミツの試食もしよう(*'▽')

 

16:00~ スタッフトラさん

火起こしの達人トラさん。普段は火起こしについてお話するけど、今回は一風違います。いけだ農村がっこうでは、まだ触れたことのない「テント」。実際に組み立ててみよう。秘密基地はできあがるかな?



17:00~ 魚の解体 池田シェフ

池田シェフをおよびして、魚の捌き方を2種類教わろう。

お料理ごとで捌き方を変えるんだとか。どんな捌き方か実演していただきます。

使用するお魚は、中村養漁場のイワナです。当日新鮮な生きたまま運んできます。

毎度、お世話になります!

 

19:00~ りゅうじさん・スタッフ(誰が来るかは当日のお楽しみ)

森の案内人、りゅうじさんが来てくれます。秋の森を探検してみよう。夏とは違い、森の動物が冬支度に向けて活発に行動する時期。いきものの存在がより間近に感じられるかもしれません。

虫のこと、動物のこと、いろいろ知ってるりゅうじさん。

 

【今回プログラムで関わって頂かったけど、紹介しきれなかった池田のヒト】

池田町で養鶏を営まれている佐藤さん。

今年の4月に、見学をさせていただいていました。

この土地のモノを使った食べ物で、ご自身で発酵飼料を作成されています。

(コッコは養鶏場で働いていた事がありますが、飼料を自社で作る養鶏場は探してもなかなかありません…!)

発酵しているから、触るとあったかーい。

いつも私達が卵を食べている鶏さんは、1年の卵を産む時期が終わったら人間により廃棄されてしまいます。(これを 廃鶏 はいけい と呼びます)

※日本中ほぼすべての養鶏場でこれは行われています。スーパーにならんでいる卵なども同様です。

本当は、10年生きれる鶏さんの命。

人間が生きていく為に、淘汰される命があります。

廃鶏になる鶏さんを連れてきて、皆に鶏を間近で見てほしかったですが今回はできず。

ここでは、100羽ほど鶏が飼育されています。

卵はこってコテいけだで販売しています。

お家でいつも買う卵と色や味・卵の硬さを比べてみてね(*'▽')

スタッフこっこ

 

第6回 いけだ農村がっこう

実りの秋。春に植えた苗がこんなにおおきくなりました。
台風にも負けず育ってくれたお米を収穫します。

佐飛さんから、お米のお話を聞いて稲刈りをはじめます。
今回も何故か土曜日の会は雨・日曜日の会は晴れに・・・。(日曜日に晴れ女がいるようです)

はさかけをするときは、端から詰めていくんだね。

稲刈り合間に、虫博士さくちゃんによる生き物の説明も。

ヨッ、チカラもち! 稲を持つときは、赤ちゃん抱っこ。

はじめてでも、挑戦! はじめてなのに、スイスイ登っていたね。

去年は1人では登れなかったけど、今年はできるようになっていたね。

見ていると「稲をはこぶ」「ひたすら稲を刈る」のどちらかに分かれて、楽しそうに動く子が多いように感じました😊 稲刈り作業1つとっても、自分がしたい・楽しいと感じる事が1人1人それぞれ違うんだね。

はさかけに登るのも、お手のもの!

トノサマガエル見つけたー!とんぼの大群だー!と田んぼで生きる生き物にも興味深々。

皆で無事に"はさかけ"ができました!

午後の探検は、親子で秋みっけ!をしました。


みんなで午前中にやった稲(いね)刈り。そのイネと同じように、春に葉っぱがたねから出て、夏にぐんぐん育ち花を咲かせて「穂(ほ)」にたくさんのたねを実らせた『野外のイネの仲間』をみつける、秋の実りを探しに行きました。

みんなが食べるごはんの一粒一粒が「たね」なんだ

親子ペアで、子どもはくさ見つけ係、大人ははさみを持って、くさを取る係。
取ったくさはスタッフに見せにきてもらい、正解か不正解か伝えます。

2つのミッションにさぁ挑戦!!
ひとつめのミッションは・・・「ほ」が太いくさ!さぁ見つけられるかな?

「これは?」「これかな?」


「これかな?」「これでしょ、とって~」
「これは?」
はじまってからすぐに、くさを持ってくる子供たちにとりかこまれました。
自信満々で持ってくる子、不安そうにくさを差し出す子、にこにこしながら落ち葉を持ってきて、これちがうの知ってるもーんとふざけたりしながら秋の植物みっけをそれぞれ楽しんでいるようです。
子供たちが見つけていた「ほ」の中には花が咲いているもの、もうタネになっているものもあり、
イネの仲間の独特な、花びらがない花を見ることもできました。

みんなだいたいみつけられたところで、ふたつめのミッションの発表・・・
「ほ」が何本にも分かれているくさ!難しくなったかな?
農村deキャンプセンターの前の河川の道路わきから田んぼよこの農業道へ移動しながらいろいろなくさを見つけました。

みんなでいろんなくさをみっけたよ



金曜日・日曜日と見つけられたイネの仲間は
「ほ」が太いくさは、エノコログサ(別名ねこじゃらし)、アキノエノコログサ、ムラサキエノコロ、キンエノコロ、チカラシバ
「ほ」が何本もわかれているくさは、メヒシバ、カゼクサ、スズメノヒエ、ススキ、カヤツリグサ、ニワホコリ、セイバンモロコシ
など、みんなでたくさんのくさを見つけることができました。

そのほか、イネの仲間のくさの間にも面白いくさのタネを見つけました。
ひつっき虫(平たい豆をつけるヌスビトハギや、ぎざぎざしたお米の粒のようなタネをつけるヒナタノイノコヅチ)を洋服につけあったり、
オオバコずもうをして遊んだりとくさに触れ合い楽しい時間を過ごせました。



最後に、取ってきた秋のくさを使って、思い出にキーホルダーとしおりをつくりました。

取ってきた秋のくさからタネをとります

くさからタネを取り出すと、タネに毛が何本もはえているもの、タネにとげとげがついてるもの、羽がついてるものいろいろなタネの形がありました。

タネはタネでもいろんな形をしているんだ。

お気に入りのくさやタネを使って、みな思い思いに作品をつくりあげました。

お気に入りのくさを使って秋の思い出が完成!

★今回みんなで見たイネの仲間のくさは、家の周りでもみつけられるよ!探してみてね

 

【今回関わってくれた方々】

農業公社 佐飛さん 
カマの持ち方から、お米の持ち方まで お米の知識を沢山おしえてくれました。

農業公社 長尾さん
子ども達が刈ったお米をひたすら縛ってくれてました。

農業公社 関さん
子ども達が投げるお米をキャッチ!はさかけの上で稲刈りをサポートしてくれました。

よっしー
金曜日にはさかけのサポート・日曜日には会場設置と準備をしてくれました。

中村養漁場のご夫婦
イワナニジマスを飼育されています。ご厚意で、10匹ほど買い取らせていただきました。

農村de合宿キャンプセンターの方々
今回使用させていただいた施設は、農村de合宿キャンプセンターのもの。

農村 de 合宿キャンプセンター | 福井県池田

事前にお掃除・荷物運びなどさせていただき、無事開催することができました。

 

スタッフこっこ・さくちゃん

 

 

 

 



 

この町に住む魚

比較的山のモノ・森のモノを題材に扱うことが多い、いけだ農村がっこう。

今回は、川のモノを紹介します。

ツリーピクニックアドベンチャーいけだの横を流れる川は、足羽川です。

 

岐阜県(※冠山)の山からすこしずつ、染み出す山の水。これがたくさん集まって、川となり岐阜県から福井県池田町へ、福井県池田町から福井市福井市から海へと流れています。

ツリーピクニックアドベンチャーいけだのアクティビティのジップラインを滑空すると、
地上を足羽川が流れていくのが見えます。Instagramより引用

https://www.instagram.com/p/CZeAGkyPi6v/

 冠山。登山口から約1時間登った場所からの眺め。2年前にコッコ撮影。

山から流れ出る水で生きている、足羽川のいきものたち。どんな生き物が住んでいるんでしょう。ここで魚について詳しいスタッフ「清野くん」に足羽川に住む魚のことを聞いてみました。

スタッフ清野君。釣り歴10年以上。毎週1、2回は釣りをしています。

疑問1)かずら橋の近くでよく釣りをしているけど、何が釣れるの?

清野君)ニジマスイワナ・ヤマメの3種類が釣れます。ちょっとずつ模様が違います。

ヤマメ

ニジマス

イワナ

疑問2)1時間にどのぐらい釣れるの?

清野君)釣れるときもあれば、つれない時もあります。1時間に1匹釣れたらいい方です。釣れやすさでいうと、ニジマスが1番つれます。あとは、同じくらい。

清野君の釣り道具

疑問3)この3種類の魚が食べているモノは同じなの?

清野君)胃の内容物 (魚のお腹を切って胃の中身を見る) を見てみると、水生昆虫・エビなどがみれます。

投網漁(とあみ)もやってるよ。

 

今回、第6回のいけだ農村がっこうの昼食は

イワナを使います。3種類の中で一番冷たい水を好み、一番死にやすい(釣り上げると、一番早く死んでしまう)お魚だとか。

なかなか食べられない、イワナ。是非味わってね。

 

今回は、中村養漁場さんのイワナを使います。

今では当たり前のように食べている福井県サクラマス

なんと県内初のサクラマスを育て、採卵し、

九頭竜川に放流したのは中村さんなんですって✨

おおきい、ニジマス

中村養漁場さんは福井県池田町にあり、今は営業されていません。

しかし、設備は営業されていた当時のまんま。今でも旦那様と奥様で、イワナニジマスなど本来の自然環境に近づけて養殖していらっしゃいます。

今回は特別に買わせていただきます。

 

【池田シェフ昼食のレシピ】

【引用URL・参考URL】

足羽川ってどんな川? | まちなか足羽川会議 福井の宝 足羽川 守り親しみ楽しもう

福井県を流れる大きな川 | キッズコーナー | 国土交通省 近畿地方整備局 足羽川ダム工事事務

野生化したニジマスイワナのつられやすさの比較 2007.

https://www.jstage.jst.go.jp/article/suisan/70/3/70_3_365/_pdf

 

スタッフこっこ





 

 

第5回 いけだ農村がっこう

🌞夏休み最後の、流しそうめん!🌞

今回の達人さんは、森あそびの達人りゅうじさん。竹の切り方・道具の使い方を教えてもらいます。

竹をバコッと割った瞬間、『おおーーー!』と大歓声。
「やったことある!」という子や、初めて見て「びっくりした。」っていう子がいたね。

班ごとに分かれて、竹を割るよ。

竹を割っている時に、中身が黒く変色した竹もでてきました。りゅうじさんによると、「水が入ってカビちゃった」んだとか。割ったからこそみつかった、新しい発見!

たった30分でステキなお箸のできあがり。
今回は「竹」を使った流しそうめんをするということで、竹のお箸をつくりました。池田町では、杉の木を植える際にたくさんの竹を伐採したんだって。(野瀬さん談)

余った時間で、虫探しに没頭中・・・

ゴマダラカミキリだー! 昆虫を見つけた瞬間、何という名前の昆虫が一発でわかるなんてすごい。土曜日も日曜日も、物知りさんは2~3人・虫好きさんは2~5人いるね。

さあ、いよいよ流しそうめんだ!

1度に10レーンの流しそうめんの完成(今年初!)
一度にたくさん並ぶと、圧巻ですね・・・!

まちに待った流しそうめん

素敵な笑顔がみれて、私達スタッフも嬉しいです。

木漏れ日の中、お昼ご飯。森林浴しながらのご飯はいかが?

 ホーリーバジル畑に移動して、お花摘み。結舎さん

結舎(むすびや) (@musubiya_tea) • Instagram photos and videos

から「お花の摘み方」「ホーリーバジルの効能」などお話を伺いました。

ホーリーバジル畑一面に立つと、周り中いい匂いに包まれます。「ホーリーバジルを初めて見ました」という方が大半でした。

しょうちゃんはちみつ  代表しょうちゃん

しょうちゃんはちみつ (@shochan_honey) • Instagram photos and videos

本物の生きたハチを間近で見せてくれました。

しょうちゃんが教えてくれる豆知識に興味深々!次々に質問が出てきたね。

皆の「なんだこれ?!」という発見と喜びが

これからもたくさんありますように。

 

【今回のいけだ農村がっこうに関わってくれた人たち】

りゅうじさん 
今回特に悩んだのが、コロナウィルス対策&竹の調達。ツリーピクニックアドベンチャーいけだの外から取ってこないと竹が無い?!という事態になり、1か月以上前がらりゅうじさんと打ち合わせや相談を重ねました。(なんとかなって一安心 (笑))
当日は竹の切り方・扱い方について教えてくれました。

スタッフりん ツリーピクニックアドベンチャーいけだの普段は立ち入り禁止の森から
竹を14本切り出しました。所要時間なんと1時間。はやい!

地元民野瀬さんも山から竹を切り出したり、森のことを教えてもらいました。
山のこと、生き物のこと、文化のこと・・・ 
野瀬さんの頭の中には沢山の地元の知識が詰まっています。

スタッフやっぽん コロナウィルス対策にホースの消毒・ザルや菜箸などの道具の洗浄など衛生面を整えました。丁寧に作業しましたよー😊

スタッフタックル 今年初「一度に10レーンの流しそうめん」をやってみよう!と、
やっぽんと一緒にホースの長さの確認をしました。

この日は、いけだ農村がっこう1週間前。ホースの長さや、支え台の確認。
今年初の挑戦がうまくいきそうで、ホッと一安心。

結舎 杉さん
6月に打ち合わせをした際は、定方という地区の畑を使わせていただく予定でした。
ホーリーバジルの生育速度に合わせて「旬」を見れるよう、
わざわざ畑を変えていただいて、 いけだ農村がっこう の皆を招待していただきました。

しょうちゃんハチミツ しょうちゃん
スーパーなど、よくお店で売られているハチミツは、セイヨウミツバチのハチミツです。
一方でしょうちゃんが育てるハチは、二ホンミツバチ。
採集できるハチミツ量はセイヨウミツバチに比べて少なく、希少です。
今回は特別に丹精こめて飼育しているミツバチ(しょうちゃんの彼女)の
お家を特別に覗かせていただきました。
煙でミツバチがおとなしくなるなんて初めて知った方も多いのでは?!

ウッドラボいけだ 内藤さん

WOOD LABO事業 | 福井県池田町 木望の森プロジェクト

スタッフまっつんがトンカチを借りに行かせてもらうと、快く貸していただきました。

子どもが使いやすいのは・・・とわざわざ選んでいただき、ありがとうございますm(__)m

関わって頂いた皆様、どうもありがとうございました。

 

おまけ

野瀬さんの手。
毎日の畑作業の積み重ねがあらわれています。

スタッフこっこ

 

福井県の郷土料理といえど・・・

夏休みも終わってしまいましたね。

お盆は、久しぶりに皆で集まってご飯を食べた方もいるのでは?(*^-^*)

お盆や、おめでたい時に食べる福井県の郷土料理には『葉っぱ寿司』があります。

 

どんなお寿司を思い浮かべますか?

農林水産省のHPで検索してみると、こんな情報がでてきました。

 

葉っぱ寿司(はっぱずし) 葉っぱずし 福井県 | うちの郷土料理:農林水産省

アブラギリという葉に、お寿司をつつんだもの。具は、サクラマス・しょうが。(一部引用)

 

ですが・・・・本当にそうなのか?

 

今回は、福井県越前海岸福井県池田町で食べられている葉っぱ寿司を比べてみようと思います。

 

まずはわれらが福井県池田町

\  じゃーん  /

アカメガシワの葉でお寿司を包む。具は、サクラマス・レモン。
池田町民ひでさん宅のお寿司を見せてもらいました。

アカメガシワの葉っぱ 「勝手に生えるんや!」と地元民野瀬さん談

野瀬さん) アカメガシワには殺菌作用があるからこの葉っぱで巻くんや。

みんな「お寿司の葉っぱ」って呼んでるんや。ここらへんの家は皆生えてるよ。

家の裏にも、よー生えてくるわ(笑)

レモンは人様に出すときはつけるけど、自分家で食べるときには、あればつける。

 

とお話してくださいました。

 

続いては福井県越前海岸

\ばばーん/

アブラギリの葉でお寿司を包む。
具は、薄揚げ・マイタケ・にんじん・ひじき・金時豆・ごま。
製造者 道草だんごの会 https://readyfor.jp/projects/denga88

アブラギリの葉 https://matsue-hana.com/ 引用

越前海岸盛り上げ隊) 昔は、各家庭に1つアブラギリの木がありました。

この葉っぱは、お寿司の葉っぱと呼んだりします。

 

なるほどー。

2種を比べてみると、葉っぱの種類や具材が違うが分かりました。

葉っぱの種類が違っても、使用する葉を「お寿司の葉っぱ」と呼ぶのは同じですね。

具材は池田町がサクラマス・越前海岸が油揚げやマイタケなど。もしかしたら、地域ごとで 

普段は手に入らないものを使用して、お客様におもてなしをする 

のが主流なのかもしれませんね。

 

郷土料理は、風土の料理。

 

地域単位でみていくと、本当はもっと細かくあるはず。

伝えていく人がいなければ、いつか廃れてしまいます。

皆も今のうちに、お家のおじいちゃん・おばあちゃんから「家の味」を聞いてみてね。

新しい発見があるかもしれないぞ!(^^)!

池田町ではこんな取り組みもされています。 
事前予約必須!定員につき今回の参加は難しいです)

何か気づいた事があったら、コッコにおしえてね。

 

スタッフこっこ

 

達人さんに聞く 池田町の魅力って・・・?

 

いけだ農村がっこうに関わっていただく達人さん。

そのほとんどの方々がもともとの生まれは、池田町外出身です。

今まで生きてきた中で、池田町の何に惹かれ、何の為に池田町に来たのか?

達人さんのルーツを紹介します(#^^#)

 

杉さん 元千葉県在住

結舎(むすびや) | ホーリーバジルの全てがここにあります

定年退職後池田町の「水海の田楽能舞」を見に来た所、雪の壁と澄み渡る空気のおいしさに感動。当初は池田町の移住を考えていなかったが、池田町に滞在2日後には住居やホーリーバジルを栽培する畑が見つかる。縁を感じて2015年から池田町移住。( 広報誌「ほなみ」 | NOSAI福井 掲載文章参照.)

 

※余談ですが・・・8月11日には、葉月能面が行われます。着付け体験もできるよ!

 

しょうちゃんハチミツ しょうちゃん

しょうちゃんはちみつ (@shochan_honey) • Instagram photos and videos

2年前に巣箱を置く場所をもとめて飛びまわっているときに偶然見つけたところでした。その時期は一面トチの花が咲き乱れ、まさに宝島をみつけた気分で今でもそのときの光景と感情が思い起こされます。早速ここの土地の方に許可を得て2020年から巣箱を置かせていただいています。(しょうちゃんはちみつ【福井のはちみつ】|note 引用.)

 

ちなみに とちの花は、こんな形。ちょうど7月ごろに見ごろを迎えます。

 

 

りゅうじさん 大阪府生まれ 2015年に奥様と和歌山から移住

考え方はバラバラですが、畑や大工仕事など、

自ら食べ物や住処を作る暮らしを、何より大事にしているふたりです。

2020年冬、縁あってこのおうちと出会い、怒涛のDIYの日々へと突入しました。

2022年初夏より、店主がカフェとゲストハウス、オットがパソコン&スマホ相談ショップをOPEN。

てんやわんやの日々を過ごしながら、今日もお客様をお出迎えしています。

Cafe&Guesthouseココラカラ (@cgkokora) • Instagram photos and videos引用)



【コッコの紹介したい人 こんな人も池田町にいるよ!】

龍宮写真館 ともちゃん 池田町出身

福井人物撮影カメラマン小林智映😊🏳️‍🌈龍宮写真館&出張 (@ryuuguuphotostudio) • Instagram photos and videos

 

池田町で一緒に暮らすおばあちゃんの何でもない日常を綴った「じろべのねえさん」の運営をキッカケに、どんどん池田町に興味を持つようになっていく。この時に、写真家阿部さんが撮った池田町の写真を見て衝撃を受け、のちにカメラマンを志すことに…

(カメラマン紹介・お問い合わせ | RyuuguuPhotoStudio 引用.)

 

写真家阿部さんの写真が気になる方は、こちらに行ってみては?

阿部伸治さん 1961年神奈川県横浜市生まれ
池田町に16年通い続け、豊かな自然や人々の営みを撮影しています。

福井県池田町の写真と仕事 - HAGI ART 「 山のこえ、里のこえ 」

うみのいえ 代表 米村智裕さん 元東京在住

うみのいえ (@uminoie.me) • Instagram photos and videos

他人に任せること(≒モノやサービスを買うこと)に溢れた都市から自分自身を切り離すため、また暮らしに必要な環境と資源を求めて、東京から福井県池田町に移住し、古民家と山を譲り受けました。この場で、できる限り自分たちの技術と身の回りの資源を使って、新しい暮らしを再構築することにしたのです。(考え方 – うみのいえ抜粋.)

 

りささん 神奈川県出身

・・・ある日見ていた農家の求人サイトで、なんとなく何かを感じるところを見付けました。「きっとここにはなにかある」私の第6感がそう言い、その感覚に従って連絡を取って訪れたのが、福井県越前市の武生でした。

福井の正確な場所すら分かないまま(もちろん武生の読み方も分からない)とりあえず、その農家さんのもとへ。そして、その農家さんへ私(たち)の考えや想いを話すと、「こっちの方が合いそう」と提案してくれたのが、池田町。・・・

この町へと辿り着くまで - いけだごのみ.一部抜粋.)

 

まだまだ紹介しきれない様々な方々が池田町の「何か」に惹かれ、
池田町中心に活動されています。
知れば知るほど、おもしろい 。そんな
不思議な魅力が池田町にはあるようです・・・

(写真は、しょうちゃんハチミツのハチミツが漉されていく様子)

 

スタッフこっこ

 

いけだ農村がっこう第4回 達人さんをご紹介

【第4回も沢山の達人さんに関わって頂きました!】

第4回の達人さんの昼食風景。子ども達も乱入して、親戚の集まりみたいに。
おじゃましましたm(__)m

山本翌可さん 和紙作りの名人 
和紙の飾りに使う押し花を沢山作ってきてくれました。

「ここら辺の植物でつくった押し花」 だそう。 すてきー!

小林桐美さん 木版画 / 紙造形アーティスト 
カメラマン兼皆のサポートをしてくれました。
Instagram @tobykobayashi (真ん中青い服の方)

千代谷さん チェンソーアート名人 
当日は紙を乾かす為の薪で温かくなる板を作ってくれました。(左)

長谷川ひろしさん チェンソーアート名人 
今も注文が沢山溜まっているそうです。

山口勲さん 紙すき名人 モノづくりが好き。マスクも手作りの和紙マスク。

木をトントンして紙をつくるやり方を教えてくれたね。

加藤志津子さん じつは元幼稚園の先生
今もこども園 / 造形作家 Instagram @shizukokatoh

混ぜるの、やりたい!! と何回も混ぜさせてもらったね。

塚﨑悦子さん伊藤洋子さん 魚見こんにゃく道場 
昼食はおでんと焼きおにぎりを作っていただきました。

佐飛さん 農業公社 さびまりの野菜栽培ブログ見てね! https://sabimariblog.com/

関わったのは、達人さんだけではありません。スタッフも準備で関わっていました。

会場設営:トラ・ゆうじ・やっぽん・こっこ

会場撤収:りん・ゆうじ・しん・ひろた・タックル・こっこ

【余談ですが…】

いけだ農村がっこうの収穫体験をさせてもらった後、農業公社の関さん・まりちゃんが

きゅうりの収穫をしていました。

いけだ農村がっこうの為に待ってくれていました。さすが、手際が良い!!

この後、こっぽい屋におろすのだとか。

採れ立てなすびを丸かじり。なすび嫌いだったけど…食べてる! 甘い?!

商品に出す前の、出来立て野菜をとらせて貰えました。
普通は出来ない体験です・・・!

 

今回も現代の普段の生活ではできない事、失われつつある事を

いけだ農村がっこうの達人さんのお陰で体験させてもらうことができました。

 

いけだ農村がっこうでは、

池田町の達人さんのご協力のもと、分野に精通した

熟練の技術や知識を教えていただいています。

 

来月も皆のステキな笑顔と発見に出会えますように!


スタッフこっこ

第4回 いけだ農村がっこう

こんにちは

タックルです。

 

7月の農村がっこうでは、

「紙漉き体験」「夏野菜の収穫」を行いました^^

 

 

紙漉き体験を教えてくれたのは、達人の加藤しずこさん

加藤さん インスタグラム 【@shizukokatoh】

 

 

「楮(こうぞ)の繊維を水に溶かした液体」「魔法の液体」を混ぜたものが入った

大きな水槽の中に「漉きげた」と呼ばれる木枠の中に網が張られた道具を入れ

加藤さんと一緒に丁寧に漉いていきます。

 

さっきまで虫を追いかけていた子どもたちも木枠を持った瞬間集中モード

 

 

自分で漉いた和紙にさらに個性を加えていきます。

 

 

和紙が見えなくなるほどのてんこ盛りデコレーション^^

みんなこだわりを持って素敵な作品を作っていました。

 

 

お次は、楮の皮をハンマーで叩きます。

「くさ~、う〇ちの臭いがする~」なんて言う子もいたり…

こどもの嗅覚は敏感であります。

僕はその臭いわかりませんでした(-_-;)

 

 

最後にアツアツの鉄板の上にのせて乾かします。

みんなうまくできたかな?

世界で一つだけの作品、大事にしてね。

 

 

そして、待ちに待ったお昼ご飯

 

【メニュー】

焼きおにぎり

おでん(こんにゃく・だいこん・たまご・ちくわ・こんぶ)

 

焼きおにぎりは池田の美味しいお米を使ったものを一つ一つ炭火で丁寧に焼いていただきました。

そして、おでんの中に入っているこんにゃく

こんにゃく道場で作ったものです。

手作りこんにゃくはとても味が染みやすく、歯ごたえがありました。

 

みんな何が一番おいしかったかな?

 

 

和紙作り・お昼ご飯を終えて次に向かったのは

農業公社、ここでは農業の達人のサビさんに野菜の豆知識や収穫について教わりながら、袋いっぱいに野菜を収穫しました。

 

 

土日ともに天候は不安定でしたが、みんなたくさん収穫できてこの笑顔

みんなとった分はしっかり自分で食べるんだよ |_・) チラリ

 

それでは・・・

また来月の農村がっこうも楽しみにして待っててね~♪

 

タックル・コッコ

 

 

 

達人さんたちのInstagramのアドレス → @tobykobayashi  @shizukokatoh

ステップアップキャンプを支えてくれた人たち

いけだ農村がっこうでは、年間のいけだ農村がっこうを経験した子ども達限定で「ステップアップキャンプ」を開催しています。

 

【ステップアップキャンプの様子※一部】

地図を見ながら、隠された食材カードを見つけに行こう。見つけた食材カードの食材だけで夕飯をつくるよ。 どこにあるか興味深々。

 

子ども達だけで相談し、3班に分かれて探すことに。30分もしないうちに全てのカードを見つけることができました!すごい!(*^-^*)

 

※ステップアップキャンプ1日の様子はコチラ

https://treepicnic.hatenablog.com/entry/2022/07/07/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%92%EF%BC%92_%E5%A4%8F

 

食材カードは前日にスタッフこっこ・タックルが隠していました。

食材カードは主にアドベンチャーパークエリアに隠していました。

こっぽいパークを含むアドベンチャーパークエリアは、スタッフで管理しています。

 

【アドベンチャーパークのスタッフご紹介】

ほーりー 修学旅行でツリーピクニックアドベンチャーいけだに来てくれた人は、
必ず見かけたことがあるはず?!

ざっきー アドベンチャーパークエリアのこっぽいパークに大きなハンモックや滑り台など設置しています。ロープワークもお手の物。

めぐ ツリーピクニックアドベンチャーいけだで販売しているクラフトは、めぐさんが作ったものが多数。写真は、森のオカリナを準備中の時。1つ1つ手作りです。

さく 生き物好きな虫博士。7月16日からさくちゃんの「もりのたからさがし」クイズが始まります。クイズを解けば、生き物にもっと興味がでてくるかも・・・

 

【今回ステップアップキャンプを支えてくれた方々のご紹介】

やっぽん 川遊びや食材探しゲーム・夕飯準備で子ども達の安全を見守りました。
川まで続く遊歩道の整備・下見や、万が一に備えライフジャケットの準備をしました。

タックル 子ども達に手遊びゲームを伝授しました。タックルはチェンソーも使える、森あそびの名人。流しそうめんで使った太い竹は、タックルが山から切り出してきたもの。

野瀬さん 池田町民。タックルの切ってきた太い竹とは対照的に、子ども達が持っている細い竹。これは全部、山に精通した町民野瀬さんが、厳選して切り出した質の良い竹。
とてもきれいな竹なので、これでネックレスを作る子もいました😊

もえみん ツリーピクニックアドベンチャーいけだのイベントチラシ・いけだ農村がっこうのHPをつくっています。デザインでイベントを盛り上げてくれる縁の下の力持ち。

ひろ ボランティアスタッフ 
雨がざあざあ降る朝の準備から流しそうめんのお昼まで、子ども達の安全を優しく見守りました。一緒に薪割りをしていたね。

みのるさん 池田町の町民。今回ステップアップキャンプ夏で使ったジャガイモ・なすび等は、みのるさんの畑でとれたもの。池田町の澄んだ空気と太陽で育った野菜です。

 

今回のステップアップキャンプで関わってくれたすべての方々に

ありがとうの気持ちでいっぱいです。

 

次のステップアップキャンプ秋は10月16日

毎度雨が降るステップアップキャンプ(笑) 次は晴れるかな?

スタッフ こっこ