午前のどろあそび、田植えに引き続き、午後の虫博士と探検では、水の中の生き物を探しに農村de合宿キャンプセンターの前を流れる川に探検に行きました。
午前中田植えの時に教えてもらった田んぼで生まれるカエル。そのカエルの声に耳をすましてもらい、カエルは田んぼにずっといるの?と問いかけてからカエルの移動する先のひとつの川へ向かいました。
あらかじめその川で見つけられた生き物を小冊子にして、子供たち一人一人に渡し、さあみんなも見つけられるかな?と声をかけると、わくわくした様子で『つかまえたい!』と意気込む子供たち。
川に足を浸けなくてもすむように一人ひとつの道具を用意し、つかまえかたを伝えていよいよ実践です。
はじめは『えーどこどこ?どれ?』と言う子供たちに、よく見てもらい、動きだす生き物を発見すると、『あ、いた!』『ほんとだ!』と声をあげます。
そして『これ、これ、何?』
と次々に発見して見せてくれます。
水の生き物ノートに書いてあるやつだよ!と伝えると『やった!見つけた!』と言ってまた川岸に探しにいきます。そのうちノートにのっていない生き物を見つける子供もいて、すごいね!よーく見て、自分で見つけたもののページにどんな色や形動きかたをするか書いてごらんと声をかけると、
『こんなのだった!』と書いてくれる子供もいました。
見せてくれた子供たちの新しく見つけた生き物は…
21日(土)
・サナエトンボ科のヤゴ
・オナシカワゲラ
・コカゲロウのなかま
・フタオカゲロウのなかま
22日(日)
・サナエトンボ科のヤゴ
・マダラカゲロウのなかま
・ニンギョウトビケラ(ほとんどヤマトビケラでした)
・オナシカワゲラ
・フタオカゲロウのなかま
でした。
今回見つけてもらったのはヤゴをはじめとした水生昆虫の幼虫です。この他にカワトンボの成虫をみつけた子どももいました。
子供たちの生きものを見つける、発見の喜び、自分で見つけた生きものを自分の目で見て考えることの喜び、そういった生きものたちにふれ合うことの喜びを感じとって楽しんでいただけたのではないかと思います。
今回使った道具は
・真ん中で斜めに切った500mlペットボトル(出来たら断面が四角いほうがよい) ・白いケース です。 やり方は、 ペットボトルの蓋の部分を持って、川岸に生えた草の根元や川底にこすり付けるようにペットボトルを動かしてすくいあげ、白いケースに中身を出して観察する 是非親子で、おうちの近くの川でもやってみてください。
|
スタッフさくちゃん🌸