午後の探検は、親子で秋みっけ!をしました。
みんなで午前中にやった稲(いね)刈り。そのイネと同じように、春に葉っぱがたねから出て、夏にぐんぐん育ち花を咲かせて「穂(ほ)」にたくさんのたねを実らせた『野外のイネの仲間』をみつける、秋の実りを探しに行きました。
みんなが食べるごはんの一粒一粒が「たね」なんだ
親子ペアで、子どもはくさ見つけ係、大人ははさみを持って、くさを取る係。
取ったくさはスタッフに見せにきてもらい、正解か不正解か伝えます。
2つのミッションにさぁ挑戦!!
ひとつめのミッションは・・・「ほ」が太いくさ!さぁ見つけられるかな?
「これかな?」「これでしょ、とって~」
「これは?」
はじまってからすぐに、くさを持ってくる子供たちにとりかこまれました。
自信満々で持ってくる子、不安そうにくさを差し出す子、にこにこしながら落ち葉を持ってきて、これちがうの知ってるもーんとふざけたりしながら秋の植物みっけをそれぞれ楽しんでいるようです。
子供たちが見つけていた「ほ」の中には花が咲いているもの、もうタネになっているものもあり、
イネの仲間の独特な、花びらがない花を見ることもできました。
みんなだいたいみつけられたところで、ふたつめのミッションの発表・・・
「ほ」が何本にも分かれているくさ!難しくなったかな?
農村deキャンプセンターの前の河川の道路わきから田んぼよこの農業道へ移動しながらいろいろなくさを見つけました。
金曜日・日曜日と見つけられたイネの仲間は
「ほ」が太いくさは、エノコログサ(別名ねこじゃらし)、アキノエノコログサ、ムラサキエノコロ、キンエノコロ、チカラシバ
「ほ」が何本もわかれているくさは、メヒシバ、カゼクサ、スズメノヒエ、ススキ、カヤツリグサ、ニワホコリ、セイバンモロコシ
など、みんなでたくさんのくさを見つけることができました。
そのほか、イネの仲間のくさの間にも面白いくさのタネを見つけました。
ひつっき虫(平たい豆をつけるヌスビトハギや、ぎざぎざしたお米の粒のようなタネをつけるヒナタノイノコヅチ)を洋服につけあったり、
オオバコずもうをして遊んだりとくさに触れ合い楽しい時間を過ごせました。
最後に、取ってきた秋のくさを使って、思い出にキーホルダーとしおりをつくりました。
くさからタネを取り出すと、タネに毛が何本もはえているもの、タネにとげとげがついてるもの、羽がついてるものいろいろなタネの形がありました。
タネはタネでもいろんな形をしているんだ。
お気に入りのくさやタネを使って、みな思い思いに作品をつくりあげました。
★今回みんなで見たイネの仲間のくさは、家の周りでもみつけられるよ!探してみてね
【今回関わってくれた方々】
スタッフこっこ・さくちゃん