~福井県池田町で自然・文化に触れる~ 里ん子たんけん隊

福井県池田町から、あなたに伝えたい「森」のお話。byツリーピクニックアドベンチャーいけだ

2024年 里ん子たんけん隊第1回

今年も第1回里ん子たんけん隊がはじまりました。

開始時刻ちょうど、と同時に
いきものが見つかりました(笑)

思わず、みんな一斉に駆けつける。体半分乗り出して捕まえたのは、トノサマガエル!暗い排水溝までどこからやってきたんだろう?

はじめに木の前でスタッフさくちゃん
がボードに木の絵を描きはじめました。

ツリーピクニックアドベンチャーいけだで見つけた生き物の写真を見せながら、
「この生き物は木のどこでみつかるかな?」

「上のほう!」

「この生き物の食べ物は?」

「木の実とか虫!」
みんなのヒントをもとに1本の木とそのまわりで暮らしている生き物の写真をはって木の絵を完成させました。

と、ここでさくちゃん
「じゃあこの木が一本だけでなくてまわりに仲間をふやして「森」にするにはどうすればいい?」とみんなに質問。

「タネがいる」
「たねはどこからくる?」

「木の実を食べた鳥がフンをして・・・」

「新しい木が育つには土が必要。みみずも!」
そうやって、森のでき方と生き物の事をみんなでかくにんしました。

つぎは、みんなで森をつくってみよう!
生き物の写真と木のオブジェを用意します。

さくちゃんが用意した生き物の写真。みんな見たことあるかな?さぁ森のどこに住んでいるのかな?


木のオブジェを芝生の中に立てて、この生き物は森のどこに住んでいるか自分の思うところに置いたり木に貼ったりしていきます。

森の中には川が流れているはず!と持っていたビニールとひもで山から流れる川も表現して、写真のカニのすみかを作ることもできました。

最後は写真に出て来たヒキガエルの子ども(カエルになってるけどまだちっちゃいやつ)と、どんぐりから生まれたオオゾウムシの本物とふれあいました。
オオゾウムシはかわいい~と手に乗せられて人気でした。

おひるはこってコテのお弁当。
村の弁当を特別につくっていただいたものをいただきました。

午後のプログラムはゆったり始まりました。

山が見える芝生の広場で音を聞いたよ。

自然の中に1人で座って、聞こえる音を自分なりの線でかいてみようだって。

おとなもこどももやってみたら色んな線がいっぱい書かれました。

参加者といっしょにスタッフさくちゃんもスタッフこっこもやってみました。

芝生の上を走る子どもたちの足音も聞こえてきて、どうやって線にしようか考えるのも面白かったな。

大きく何個かだけかく人もいれば細かく重ねてたくさんかく人もいて、ひとりとして同じ線を書く人がいなかった。音を線で表現するって・・・きっと色んな自然の見かたができるのかも!

お次は園内の散策へ。
クワの木の赤い実・ゲンゴロウ・いきものの食痕(たべた痕)・いきもののいた痕(モグラが地面をすすんだ痕)・背中が黒くぴかぴかなちいさい虫・キリギリスのこども・ショウリョウバッタの子ども・モンキアゲハが花のみつをすっているところ・トノサマガエルたくさん・お気に入りの棒(おちていた木の幹)

ほかにも、血がでたようになる木の実など

様々な生き物や植物が見つけられました。

今回参加してくれたご家族は、みんな
いきものが大丈夫・好き・触れる人が多かったですね。

子ども達の「これなに?!」「これみつけた!」と
聞かれたり、教えてくれたりと好奇心旺盛な様子にスタッフも楽しくなりました。

これからも自然の中で、こどもや大人かんけいなく、
いろいろな感覚をつかって、生き物を知りながらそのまわりのいろいろな環境も知って、発見することの喜びを参加者のみなさんと分かち合いたいと思いました。

byこっこ さくちゃん