こんにちは。さくちゃんです。
今年はまだセミが鳴かないなとつぶやいたら、「チャンといるヨ!」と早速出会いました。みなさんもおうちのまわりでもセミの声に出会いましたか?
第2回里ん子たんけん隊は「森にタネをまこう!」
“森を作る木を植えよう”“森の中に思いをはせてみよう”の活動でした。
午前中はちゃっきーがすぺしゃるスタッフとしてあそびハウスからきてくれました。生きている「木」のこと、成長する木のことをいろいろな方法で伝えてくれました。
マッシュルーフに集合して参加するみんなと顔を合わせたら
今日何をするかを確認し、ちゃっきーから参加者一人ずつに袋が渡されます。
小さな袋には、それぞれ違う種類のタネが入っていました。
「みたことあるはずだよ」 「これはしってるかな?」
しわしわでちっちゃなもの、うすい板みたいなものがついたもの、えだがついているもの
見たことある気がするのに名前が出てこない・・・!
このタネはコーヒー豆みたい。みんないろいろな形をしているタネに興味津々です。
ちゃっきーが見せてくれたのは、
「マツ・サクラ・モミジ・どんぐり(コナラ)エゴノキ」
ということで、こんどは実際に園内に生えている木にタネがどんなふうについているか見に行きました
つぎはこのタネが木から落ちて生えているところを見に行きます。
コベンチャーパークに入ると右側にイチョウの大木が。木の根元を見ると・・・
「あったあった!」みどりいろの1cmほどのころころしたものを次々見つける子どもたち。ころころした実の近くには・・・
これはイチョウの稚樹(木の赤ちゃん)です。
ここから長い時間をかけて大きなイチョウの木になるんだ。
最後には、コベンチャーパークの森に木を植えました。
植える木の苗(なえ)は3年前からあそびハウスの玄関で育てていたエゴノキ3本とクヌギ(どんぐりの生る木)2本。
事前にスタッフが鉢分けをして水やりをしておいたものです。
グループに分かれ、まずはちゃっきーから植え方の説明。手分けして運んだ道具の置き場所を決めました。
穴の深さは苗がうまっているいる土と同じくらいの高さであること。穴に何回か植木鉢を置いて高さを確かめながら掘ります。
植えた場所に木の看板と植えた人の名前をかけて完成!
元気に育ってくれるといいな~(また見に来てね!)
森の入り口にあった切り株の年輪をかぞえると50本以上あって、同じ太さの木がまわりに生えているということは・・・
道が開けたところに、大人の背丈の3倍もの高さの森の断面が現れました。断面は上から、太い杉の根元にはコケやシダがしげり、土の下に粘土質の土や砂が積もり、その間を木の根が広がっています。木の根のさらに下はかたまった土砂の間から岩盤が飛び出しています。
この森も、長い時間をかけて土や砂、どろが折り重なり風や水の力で変化して地面ができて木が育ってきたのでしょう。
さらに奥まで足を伸ばしたところで、ささやぶに落ちていたのは・・
シカのフンは1か所にたくさん積み重なっていました。
日当たりのよい開けた場所にはクマザサがたくさん生えていて、フンが落ちていた場所の周りのササはびりびりに食べられていました。
森にはいろいろな生きものがいて、食べて、フンをして、食べられて、死んで、土が出来て、時間が経って積み重なって森になる。
にんげんも時々森を使う。
by さくちゃん