2021年12月12日(日)
今日は、9月に稲刈りをしたわらを使って、
保存食づくりをしました。
●10:00 集合
池田町で昔から作られている、“稲わら納豆”。
教えてくれたのは池田町の堀口さん。
まず、わらをすぐります。
「あ、お米がついてる!」
すぐったわらを束ねます。
お湯で殺菌するよー。
湯本味噌さんからいただいた大豆を入れます。
温かいうちに・・・。
冷めないように保温ボックスに入れて、できあがり。
ん?!
これは、味見中ね(笑)
大豆だけの優しいお味。「うまい うまい!」
最後にお掃除も子どもたちで。
お!木の枝をうまく活用しています。
集めたわらは、
畑へ!!
最後に、
堀口さんに質問タイム。
「夏でも作れるんですか?」
みんなの前で、大きな声で発言できるって素晴らしい。
お昼ごはんまでの30分のフリータイム。
もちろん、森に行くっきゃないでしょう♪
ラズベリーを見つけたよ。
しめ縄リース作りもしました。
●12:00~ 昼食
協同屋さんのシェフであり、ふくい食育リーダーの池田さん。
池田町の恵みを美味しく調理してくださいました。
みんなで収穫したお米!
コトコト煮込んだカレールー。
素揚げしたお野菜。
そして、ついこないだまで山をかけまわっていたメス鹿さんのお肉。
獣害の問題もありますが、「命」をいただくことを噛みしめました。
池田町産の赤大根や白菜の福神漬けを添えて。
これがまた美味しい!
●13:30 農業公社へ
かわいいわらのお家がずらり。
佐飛さんからの大根クイズに夢中な子どもたち。
「根っこ、茎、葉っぱはどこでしょう?」
「大根の根っこはなんで辛いの?」
「甘い部分をもっと甘くして食べるには、どう切ったら良いでしょう?」
大人も一緒に、「ん?なんでだ?!」と考えながら、
その答えに「へぇ~~」と思わず、声を上げちゃいます。
これから大根を見る目が変わりますよ。
みんなで“つんぼり大根”を作るために、まず大根を抜くぞ!
「おもしろい形~」
「重いよ~」
わらの上に並べていきます。
もっと
もっとたくさん積むよーー!
お、積み上がってきたぞ。
雨や雪で濡れないように、わらで囲います。
最後に被せて、
できあがり。
300本ほどの大根のお家ができました。
これが、昔の冷蔵庫。
今年の農村がっこうは、田植えから始まり、稲刈り、そして納豆やつんぼり大根づくりと「お米」づくりが一つの柱になっています。
すべてつながっているんですよね。
次回は2021年度農村がっこうの最終回!
〖お味噌づくり&探検〗をします。
※いけだ農村がっこうは、Tree Picnic Adventure IKEDAの『感染症対策の取り組み』に基づき、開催を致します。
いけだ農村がっこうは、福井県池田町の森・ヒト・文化・食をつなぐ
森のようちえん・森のがっこうです。
子どもたちの探求心を育み、“好き”を見つける場所。
ご興味のある方は、こちら↓にご連絡ください。
ツリーピクニックアドベンチャーいけだ
〒910-2523
福井県今立郡池田町志津原28-16
0778-44-7474
info@picnic.ikeda-kibou.com
《おまけ》
帰りに、ほうれん草の収穫をしました。
なんて良いお顔!