みなさんこんにちは
あそびハウスこどもと森のちゃっきーです。
みなさんは普段街を歩いているときや公園に行ったときなど身近にある木を見て
「これはなんていう名前の木だろう?」と思ったことはありますか?
そんなとき、スマホや図鑑を見ずに「あ、これは〇〇〇だね」と言えたらかっこいいかも!
木はぱっと見同じに見えますが、よく見ると木の種類によって葉っぱや葉脈の形が違ったり感触が違ったりします。
今日みなさんに紹介する木はこれです。
この木は『ヤマボウシ』といいます。池田町ではいろいろな場所でみることができます。
ヤマボウシは6月から7月にかけて白やピンクのきれいな花を咲かせます。
白い部分が花のように見えますがこれは花を保護するための葉っぱ(総苞そうほう)です。
本当の花は総苞の真ん中にある丸い部分です。
この丸い部分がお坊さんの頭に見えることから「山法師やまぼうし」という名前がつけられました。
また、ヤマボウシにはほかの木にはない個性的な特徴があります。
それは葉っぱをちぎってみるとわかります。
なんとヤマボウシの葉っぱはちぎると写真のように葉脈(葉っぱの繊維)が糸を引いたみたいに伸びるんです。
これを知っておけば花が咲いていない時期でもヤマボウシを見つけることができます。
もし外で「これ、ヤマボウシかも⁉」と思ったら葉っぱをちぎってたしかめてみてください。ゆっくりちぎるときれいに糸を引きます。
※たくさんちぎってしまうとヤマボウシがかわいそうなのでちぎりすぎ注意です。
いつものおさんぽや遊びの中で森とつながるきっかけはたくさんあると思います。
まずはあなたの近くにいる木からお友達になってみてください。
ひとり(1本)お友達になると次はその近くにいる木が気になってくるかもしれません…
もしかしたらはじめての木のお友達がヤマボウシかも…
あなたの1番近くにいる木はだれですか?
6月の農村がっこうでみんなとお話できるのを楽しみにしています!
スタッフちゃっきーより😊